結崎です。
書くかって言ってて書けなかったシリーズその1、シノビガミのセッションをやったよという話をします。
9月くらいに草稿作って放置してたのをさっき見つけたので当時の草稿を色々加筆しつつ投下しようと思います。何故今なのか。新しいセッションにお誘い頂いてシノビガミ筋がムキムキになっているからですね。来週に実施予定です。
まずはシノビガミをやるようになった経緯から。
仲の良い友人が昨年からシノビガミにハマっているのはなんとなく知っていたのですが、そんな彼からついにお誘いを受けた...というよりは、よくつるんでいる友人たちでセッションをやったという話を聞き「俺も混ぜてくれや！！」と己を売り込みに行ったのが始まりです。CoC、ダブクロは数回程度ですが経験があったのとその時かなり楽しくもあり、またやりたいな～とうっすら思っていた願望が叶った形です。快く混ぜてくれました。嬉しい。
実戦形式でのチュートリアル（なんと件の友人はチュートリアル用のシナリオを自主作成しており、これが非常にわかりやすい）で、その自由度と「奥義の演出と名前を自由に決めて良い」という中二病歓喜激熱ルールに脳を焼かれ、じゃあ本番のセッション再来週だからキャラシ作ってみてねと言われた翌日にはコンセプトをずっと考えてました。コンセプト考えてたらその日の労働が終わっていた。
シナリオそのものについてはネタバレを避けたいというGMの意向もあり、今回は作成キャラについて色々書いていきます。私はこういう設定資料みたいなのが大好きなので。
ただGMがこの日のセッションについて色々書いてくれたからそれは掲載しておきますね（いつものように無許可）
さてここからはキャラの話。
色々考えてはみたものの、ルールが中々良くできており、またシノビガミの実戦経験が無いのもあってどういう立ち回りができるのか、また強いのかもよくわからない。相手にデバフを撒いてじわじわと攻める所謂コントロールが好きなのでそういうことをしたいな～と思ってはいましたが、ひとつコントロールととっても情報戦で優位に立つのか変調をぶち当てまくるのかファンブルを誘発するのか悪食肉風船使うのかでだいぶやることもやれることも変わってきます。こいつは中々難しい。
そこで考えました。初心者なのだから、初心者らしく行こうじゃないか、と。
ということで所属と忍法構成です。
合わせて今回のレギュも置いておきます。
レギュ
・現代編
・中忍
・追加ルルブ、奥義改造、背景などなど基本なんでもあり
【所属】
鞍馬神流・蓮華王拳
【忍法構成】
春雷/影法師/武芸/拳獣
そうだね。
近接特化ドカ殴り戦法だね。
これはやっと最近自覚が出来たのですが。
好きな戦法はコントロールです。策謀を巡らし、相手を陥れ、常に自分のアドバンテージを確保しつつ冷静に華麗に立ち回る。比良坂なんて使えたらカッコいいだろうな～と思っています。
それはそれとして得意なのはド近接でぶん殴って全部黙らせることなんですよ。単純明快なのが一番ええ。
肉斬骨断。最終的に立ってたら勝ちや。
スプラではワイパー種、ナイトレインでは無頼漢*1、ダクソ3では断固太陽槍使ってる人間がコントロール得意なわけねえだろうが。
コンセプトは見た通りで、影法師で張り付いて武芸で命中上げた春雷で蹴り飛ばす。以上！
拳獣使ってみたくて組みました。接近戦攻撃も含め攻撃忍法は間合1のものしか入れてないので拳獣が実質常時発動。ハマれば一気にこっちのペースに持っていける...はず。
春雷、明らか強くね？って思ってたら明らか強い忍法だった。後の先+神槍といい鞍馬は分かりやすいつよコンボがいっぱいありますね。さすが戦闘最強と言われるだけある。
春雷の二回ダイスという面が気になり、安定性を上げるため武芸を入れましたが実際に使ってみるとほぼ死に忍法でした！！判定値を+1だと思い込んでたけど判定成功値に補正をかけるタイプの忍法だった。ここのライン下げたところで高プロットだったら問答無用でファンブルなのであんまり活かせる場面が無かったですね......今思えばここは戦極拳でもよかったかもしれない。
戦極拳は間合がそこそこある忍法無いとちょっと生かしづらそうと思って今回は採用を見送ったんですが、どうせ影法師で張り付くので......と思ったが流石にコストが重いか。
戦極拳、いいですよね。蓮華王拳といえば！の忍法な気がする。追加流派ブックには下位流派の忍法も追加されているらしいので、いつかはこれをメインに据えたクロスカウンター型も作ってみたいです。鞍馬、シンプルで本当に使いやすいね。ほんとは比良坂とかでゴリゴリの情報戦とかもやってみたいのにもう使える気がせん！中の人がそんなことできるほど頭回んねえから畜生！
さて、奥義ですが。
チュートリアルで教えてもらったことを思い出すと、やはり心惹かれたのは判定妨害。
相手の起死回生の一手を綺麗に潰す。美しさすら感じます。
あと完全成功も良いですね。あらゆる行動がダイスの神様次第なTRPGにおいて、確率を100%にするという技がどれだけ強いことか。安定感というのは立派な武器です。
少し調べたら初心者には範囲攻撃と完全防御が腐らなくておススメだよ！という記事を見かけました。確かにどちらも雑に強い。
不死身、追加忍法は...ケースバイケース。友人が「土壇場の不死身で1を出してそのまま退場した奴らを何度も見てきた」という話を聞いていたし、後者に関してはゲームへの深い理解が必要だと流石に分かりました。
不死身と追加忍法はともかく、やはりどれも魅力があります。でも皆さんは、もう私の得意な戦法を知っているはず。
というわけで奥義はこちら。
【奥義】
クリティカルヒット/断ち/射程低下（判定:火術）
そうだね。
バカのロマン砲だね。
ぶち当てれば一気に5点。ほぼワンパンだね。
一撃必殺なんてゼロ距離であればあるほどいいんだから当然射程は削るよね。
間合いは影法師でカバーできるし最悪気合でプロット読めばぶち当てられるね！！
要はパイルバンカーです。一番好きなカタカナの羅列。
調べたら全世界のシノビガミプレイヤー2億人くらいがクリティカルヒットにこの改造施してました。まあみんな考えるよね。
奥義判定は火術なので破られやすいのは覚悟のうえでRP重視。やはりパイルは炎と共にあってナンボなとこある。
RPについてはこのあと書きます。
というわけで近接拳獣で削ったところにパイルをドン。相手は死ぬ。みたいな単純明快なコンセプトでした。
先ほど拳獣使いたくて組んだと言いましたが正しくはゼロ距離パイルが使いたくて組んだ構成です。
アホのパイル使いたいなあ、設定的に斜歯（忍具でパイルがありそう）か鞍馬（己の拳がほぼパイル）かあ、でもハグレモノの影分身で合わせるのもいいなあ...とルルブをにらめっこしてたら
影法師と拳獣見つけて、どうせなら短射程特化で行くかと思い立って、こう。
先述の通りほぼ武芸は腐ってしまったのですが、当初のコンセプトだった近接拳獣でマヒらせて奥義ドン、はそこそこ刺さったのでそこは安心！カッコよくトドメを刺す！とかはできなかったものの、しっかり春雷決めて入ったマヒが最後まで響き、奥義もしっかり決められたのでそれなりの活躍はできたのかな、と思います。
ホントはかっこよくトドメとか刺したかったのは本音...ではあるものの、ボスに有効打を与えられた、という点では100点満点。奥義もしっかり決められました。
【キャラ設定について】
一応キャラシ置いとくね。
オリキャラです、が自分はこういうキャラクターを作る際は明確なモチーフが存在することが多いです。
モチーフは実在人物だったり、それこそ触れた作品のキャラだったり。骨子がしっかりしてるのでRPもやりやすいです。
今回はラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会より、優木せつ菜をモチーフに作成しました。セッションのメンバー全員に私の趣味が知れ渡っているのもあり当然秒でバレました。
自分の中でゼロ距離パイルぶち込むのが一番似合うキャラとして真っ先に出てきたのがこの子だったので...
彼女から学生、生徒会長、熱いハート要素あたりを頂き、RPしやすいように性別を変え、諸々足したり引いたりした結果、バカが爆誕。個人的には気持ちのいいバカを目指したつもりですが、良いRPができてたらいいな。
あと感情結んだ相手が狂信を取得するため、途中で歌がバカ上手い設定が急に元キャラから輸入されてウケました。TRPGの妙。
菜々夜（ナナヤ）って名前なんですけど途中からナナ様って呼ばれてた。それはちょっと違う人出てきちゃうだろ。
奥義名は「刹那零式・紅蓮拳撃」としました。
読みは「せつなぜろしき・スカーレットインパクト」です。
炎を纏った全力パンチ。当たれば大爆砕。
何度も言いますがパイルバンカーです。
モチーフがモチーフなので、「刹那」と「スカーレット」は絶対入れたかった。
モチーフ元の技名センスはシンプルなので、特に悩むこともなかったです。
それこそ範囲攻撃だったらまんまスカーレットストームになると思います。
ちょっと話変わるんですが追加流派ブックに「刹那」という名の忍法があるらしいですね。今後功績点溜めて昇格した時とかに採用したい...んですが斜歯忍法かつなかなかクセの強い忍法だったので使うとなると結構根元からコンセプト変える必要があるかもしれません。流派は変えたくないので他流派の血必須だなあ。
奥義名は今まで通ってきた作品の鏡写しになる、というのは友人各位から聞かされており、全員の奥義を見るのも楽しみの一つでした。
今回ご一緒したメンバーはGM含めもう5年以上の付き合いがあるので、各々のやりたいことが伝わってきて楽しかったです。好きな漫画やゲームがモチーフなんだろうな～～とか、貴方はこういう言葉遊び好きだよな～～とか。キャラ増えてきたらみんなのコンセプト一生聞くやつやりたい。
......まあまさか自分含むPC4人の奥義が全員クリティカルヒットだとは思いませんでしたが。類友にも限度ありすぎだろ。
自分は...何なんだろう。漢字にルビ振るのはめちゃくちゃ禁書だとは思う。四文字だし。
あとFateとブラックブレット。今思ったけどまんま言葉の響きが隠禅・哭汀 アンリミテッドバーストじゃねえか。
また今後もキャラモチーフとしてラブライブは擦ると思います。見てえだろ裏柳生の末裔の園田海未。あと忍道でギャラクシー大逆転決める平安名。
必殺技みたいな曲名も増えてきましたからね。月夜見海月とかブルウモーメントとか絶対かっこいいじゃん。
実質50人くらいのキャラのストックがあるのは心強いね。使いきれる気がせん。
セッション前に予習も兼ねて色々な方のリプレイを見たのですが、私のように順当に凝る方もいれば、「それ奥義名に落とし込みます！？」みたいな方もいて本当に面白い。
某酔っ払い卓の某セッションでの「神の声が聞こえる」とかはセンス良すぎて震えましたね。
逆にふざけ倒している方もいてほんと自由だなTRPGって。と思っています。そういえば件の友人（GM）も金八先生モチーフのロボ作って目からビーム出してたわ。自由過ぎる。慣れてきたらふざけ倒し奥義とかやってみたいなと思います。
来週のセッションに向けて昨日もキャラを作ってました。終わったらまた紹介したいかも...!という思いもありますが、継続キャラシステムも存分に活かしたいのでネタバレ配慮とか諸々考えると難しいところ。今回のキャラは初めて作ったからと言うのもありますが、どうせこいつは一生断ちクリ主軸で使うと思うので公開に踏み込んだ形です。
次回キャラは我ながら正反対のキャラだなあと思っていますが、友人から見たらめちゃくちゃ「らしさ」が出ているのかもしれない。少なくとも性癖は詰め込みました。実際に動かすのが楽しみです。
慣れてきたらシナリオも作りたいなあ。
分かっちゃいましたが創作脳が大暴れしちゃって大変。沼が深いぜ。
今回はここまで！
いつか書こうシリーズの次回はナイトレインの予定。来月の更新がナイトレインの話である確証は全く無いです。
*1:深き夜では全然使えてない
