結崎です。
2日間にわたって開催されました、アイマス学会FESに参加させて頂きました。主催陣の皆様、発表者の皆様、そして発表を見ていただいた皆様、改めまして本当にありがとうございました。発表者として、聴講者として、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
本記事は自分の中では学会後恒例となりました、発表後の補足+α記事になります。
という名の弁明です。
(過去の発表捕捉記事はこちら↓)
本日も(「も」ってすごいことですね)当日のアーカイブが残っておりますので、もう一度見たい、どんなアホやったのか怖いもの見たさで見てみたい、という方がいましたらこちらからどうぞ。
私の発表は2:09:10~くらいからです。ほかの方々の発表もすごいので是非。
もくじ
1.犯行動機と率直な感想
ただ正直今やりたいのは
「ラブライブ!シリーズとの比較から見るアイドルマスターに見られる特異性」
ですかね...こう試案はあるんですが今回の発表にはまとめが間に合いませんでした...
今年5月にアイマス学会Fesなるものが開催されるらしいのでいっちょケンカ売りにこいつまとめあげるかあ!とも思ってたんですがアイマス内アイドルとか楽曲から反った内容(例:中の人の話など。別コンテンツなどもってのほか)が発表の大半を占めるとレギュ違反になるらしいので泣く泣く諦めています。それこそなんのためのブログだって話だしどっかで記事にするか...
(第二回学会inSapporoの補足記事より)
これに尽きる。
この記事書いたときは諦めてたんですが、「実行委員長と面識あるし初手からレギュ違反をすると堂々と言えば逆に通るんじゃないか?」(???)という考えがFES発表者募集ツイートを見たときに思い浮かび、深夜二時にツイプラに参加表明を叩き込んだ次第です。酒と深夜のノリは怖い。
アイマス学会で今1番やりたいこと、「じゃあまずラブライブ!ってコンテンツの紹介なんですけど」
— 結崎 (@TtZack) 2020年3月31日
(結崎のTwitter)
あとはまあこのように一年前から構想というかやりたいことリストに入っていた事項だったので、ここで一発叶えたいなとも思っていたのでいい機会だな~と思ったのもある。二回主催の真似事してるならそこでやれやという話ではあるんですけども
何しでかすか分かったもんじゃないので主催陣にとってはド級の爆弾を投げ込まれた気分だったと思いますので、勿論無条件でOK、というわけではなかったです。参加者の発表スライドの締切が5/5だったのですが私だけ4/18だったり事前にチェックしてもらったりしてました。(無論こちらも快諾してのことです。内容的に発表させられない、も覚悟の上でしたので)
ここで自白をすると事前のチェックでスライド内容や表現について諸々ご提案を頂いたんですが諸々の著作権に反する画像を差し替えるとかそういうのを除いて結果的にその提案を全部突っぱねました。あと虹ヶ咲の宣伝スライドは発表1時間前に急遽ぶち込んだので多分主催陣は把握してないと思います。
やった手前言うのもアレですがマジで干される一歩手前だったと思うのでこういうことはやらない方がいいと思う。この記事主催陣に読まれたら今後の学会出禁すらある。
とまあそんな感じでやりたい放題やって発表に臨んだので本気でバチボコに叩かれると思ってたんですけど、温かく受け入れてくださり感謝の極みです。本当にここまで受け入れられるとは思ってなかった、というのが本音です。
別に私が二つのコンテンツを繋げようとは思ってませんし、というかそんなことせんでももうとっくに繋がっているもんだと思うのですが、皆様のアイマスを愛する視点に新たな角度から光を当てられたのなら幸いでございます。
2.人間と信仰の話の補足
今回の発表では「アイマスは"アイドル"という概念から"人間"に触れるコンテンツである」と結論づけました。所謂「担当アイドル」と「推しアイドル」は違うという話はよく色々なところで耳にするかと思うのですが、私としてはこの結論ありきで担当と推しの境界線を引いている節があります。なんというか推しに対しては夢を見ていたいと言いますか。
身の上話ですが、そういう意味では北上麗花と幽谷霧子を担当にしたのは少し間違いだった気がしなくも無いんですよね。この二人は他の担当より偶像方面の目が強いので...(担当事情につきましてはツイプラなどをご覧いただければと思います。)一度名乗った手前降りる気も無いのですが。
特に麗花はアイマスアイドルの中では担当にして自分の中の「絶対」に最も近い存在であると自負しております。難儀なものです。
さて、アイマスを人間を見るコンテンツと定義した以上、比較対象のラブライブは人間を見ないの?みたいな話になってくると思うのですが、流石にラブライブの1ファンとしては補足せんとマズいのでそこの弁明を。
質疑応答で申した通り、ラブライブは第三者視点に我々が存在する以上、「キャラクターがこちらに伝えるという意思を以て自分を出すわけではない」のでそこに壁が存在するのですが、そういう以前の話として「普通の女の子がスクールアイドルという特別になる話」という一貫したテーマがあるので、そういう意味ではバリバリ人間を見る話です。サンシャインのアニメとかはマジで人間~~~~!!って感じです。誰かが何かになる瞬間に立ち会うのがアイマス、立ち会わずに見守るのがラブライブ、と言えるのかな。ここに関してはμ'sを文字通り神聖視している私のバイアスがかかりまくっているので、興味があれば是非アニメなどをご覧いただいて自分の目で判断してほしいなと思います。
ただ、発表最後に宣伝した虹ヶ咲は例外だと思っておりまして。
というのも虹ヶ咲、アニメでも(発表では省きましたが)アプリでも、「我々の分身」が存在するんですよね。んでその分身がキャラクターにガンガン絡んで、キャラクターに干渉していく。そういう意味で在り方としてはアイマスに近いのかな~~と。アイマスP多めの私のTLでも虹ヶ咲アニメを見ている方が多かったんですが、そういう作品の色が受け入れやすかったのかなとも思っております。(シンプルに一つの作品として出来が凄まじく良い、というところもあります)
毎週日曜19:00からNHKEテレで再放送中!!!!まだ間に合う!!!見よう!!!
3.頂いたコメントに答えていくコーナー
前述したとおりバチボコに叩かれると思っていましたが何と言いますがYoutubeでもTwitter上でも色々温かいコメントを頂けまして...本当にありがとうございます...
いくつか抜粋して返信じゃねえけどこう...レスポンスを返せればと思います...
・こういうのが出てきてこそですよw
・公式では絶対に起こりえない発表でとても面白い
・他コンテンツ視点ありがたい
良かった~~~~!!!
本気のトンチキを受け入れてくださりありがとうございます。でも余興枠でやろうと思ってたのは本気でした。
・並行世界、追うの大変そう…
・並行世界で家族構成が違うのすごいですね。アイマスにおける作品間の差異とはまた違ったものですね。
・コンテンツによって、パラレルワールドとして捉えるのはとても良いスタンスだと個人的に思う
・世界線の話は興味深いです
これに関してはファンの身、少なくとも私にとってはあんまり違和感は感じておりません。私の推しの南ことりさんも媒体によって姉妹がいたりいなかったりしたり生まれつき膝が悪かったため手術をして治した過去があったりなかったりするのですが質疑応答でも答えた通り、公式で提示された「さまざまな可能性」として基本的に全部違うものとして受け入れています。一般的にはアニメでの設定をひとつの基準点として考えている人が多い印象です。私もそう。
というのも、現在配信中のアプリ「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル~ALL STARS~」の世界設定が「アニメ内で活動した時期が違うと明記されているor関連性が一切描かれていない」μ's、Aqours、虹ヶ咲の3つのグループが同時の時間軸に存在していたら、というとんでもねえスマブラ時空設定なので受け入れているというよりかは受け入れざるを得ないと言いますか...そういうコンテンツなんですよねこれ...
先ほども申しましたが、アニメでの設定が基本設定として受け入れられている風潮がありますので、そこを基準に「こんな設定の世界線もあるんだ~~」程度に考えると色々受け入れやすい印象。
・バンナムフェスのギルキスマジでやばかったよね
・バンナムフェスめちゃよかった…ギルキス…
・バンフェスのギルキスさん、かっこよかったんよな...
ヤバかったよな...そういう声をバフェス当時も聞けて嬉しかった覚えがあります。
実は7月だかにギルキスの楽曲を集めたアルバムが出るので是非チェックだ!どんな形であれ、何も知らない人が触れてくれるきっかけになったのならファンとしてこれ以上のことはありません。
・dアニメで観れるんですか?!みます
・えっdアニメでみれるのか2015のアニサマ
確か見られたはず...見た覚えがあるので...
ホント2015年最強の奇跡だったと思います。
あとdアニメストアでは今までのアニメも全部見られるはずなのでこちらも是非チェックだ!(後ほど詳しく書きます)
・ぼらららとGenuine Feeling同じ!?
・青ジャン好きだけどまさかの共通点だ
そうなんですよね。僕自身作曲家さんに結構興味があるタイプなので結構気にするタイプなのですが、作品間に意外な共通点が見られて面白いです。今回紹介した方々の他にもたくさんいらっしゃるのでご興味があれば是非調べてみてください。
・DSの876プロのシナリオはアイドル=プレイヤーだったらしいので例外はあるみたいですね
・アイマス、P視点がないゲームとしてディアリースターズがあるけど、これもあくまで「アイドル目線で動く」というゲームなのでラブライブのゲームとはまた違うな
・DS語りしてしまいそうになったけど黙る
エッそうだったんですね...私の知識不足でございました...
機会があれば是非お話をお聞かせ願えればと思います。アイマスにもいろいろな形がある...
・別にこれ独自性を主張したいわけでないものね
そうなんですよね。別にラブライブの宣伝をしたいわけではなかったし(結果的にちょっとやったしこの記事ではガンガンやるけど)やっぱアイマスってすごい!って言いたいわけでもなかったので。どちらのコンテンツもそれなりに愛している以上、どちらかを下げてどちらかを上げる、という真似は他でもない私自身が一番許せないことだったので、そのような捉え方をされないように表現には結構気を遣いました。結果として火種になりかねない議題をなんかいい感じにまとめている、というコメントを頂けたので安堵しております。
・副業のオンライン飲み会で、自分(=アイマスP)とvtuberとリアルアイドルのオタクで数時間語り合ったことを思い出した
すごい経験だ...!!
ずごい雑に捉えると一緒のもので、でも全然違うもので。「アイドル」という言葉の意味も変わっていっているのかな、とも思います。質疑応答の時もお話させて頂きましたが、コンテンツの比較ってちょっと禁忌とされる半面、自分の「好き」を振り返る良い機会だと思います。別に発表とかはしなくていいので、何か自分の道を振り返りたくなったときは皆様も是非。
追加でコメントなど頂いたときは追記を考えておりますので、何かありましたらこの記事のコメントなりTwitterなりで色々言っていただければと思います。
あとこれはどうでもいい話なんすけどヴァルハザクの声真似を最後にやったの2年前なので今はもう出来ない可能性が高い。
4.ラブライブ!に興味を持っていただいた方へ
もしもの話なのですが、今回の発表からラブライブに興味を持っていただいた方がいらっしゃったとしたら。
このコンテンツも今年で11年続く長寿コンテンツになったのでどっから手をつけていいか分かんねえ!って方が多いと思うので簡単な筋道をお伝えします。
1.大筋の物語を追いたい
dアニメストア他でアニメが全部見られます。
ただ全部見ようとすると...
アニメ1期13話+アニメ2期13話+映画
アニメ1期13話+アニメ2期13話+映画
アニメ1期13話+(これからアニメ2期)
計アニメ5クール分+映画2本というとんでもねえ物量なので流石に厳しいと思います。
まずはどれか1つだけ!というのならオススメは前述したとおり虹ヶ咲。アニメ2期も決定しましたし、シンプルにひとつの作品として完成度が高いです。
ラブライブ!やサンシャイン!!のアニメは色々ツッコミどころもありますが奇麗にまとまってます。輝きに至った少女たちの話と、輝きを追い求めて自分の光を手に入れた少女たちの物語も、ご興味があれば是非。
あと今年7月からスーパースター!のアニメが始まります。誰も知らない新しいラブライブを一緒に追えるチャンスだ!!
2.楽曲を追いたい
μ"sとAqoursはベストアルバムが出ております。また各種配信サブスクサービスなども充実しておりますので一曲からでも軽い気持ちで聞いてみてください。
あとバンフェスでギルキスに興味を持った皆さん!!ギルキスだけのアルバムも出るから是非!!!新曲も出るよ!!!
3.ライブ見たい!
色々BDとか出てるので是非!!!!!(雑)
ただ割とアニメでの演出を再現した演出などが多いので、個人的にはアニメを見てから見てほしいな~~と思います。見なくても楽しめるけどアニメ見たら100万倍楽しめる。
なんだかんだ素敵なコンテンツです。
5.最後に
改めまして、拙い発表を聴いていただき本当にありがとうございました!私自身やりたいことができて非常に心も晴れやかです。
自分の「好き」をぶつけ合う瞬間はやっぱりいいものですね。これだからオタクはやめられねえな、とも思います。
これからも素晴らしき推しライフを!
(偉そうにラブライブを語りましたがラブライブの始まりは2010年、私がハマったのは2014年。なんと初代アニメ2期が終わってからです。μ'sを神聖視していますがその実彼女たちの活動は殆どリアルタイムで追えていませんし、Aqoursや虹ヶ咲も活動を全く追ってなかった時期もあります。こんなやつでもコンテンツを語れるんです、貴方の想いは誰にも邪魔できるものではありませんよ!という余談)