zacki:

自分語り多めのモノローグ twi:@TtZack

Re:act4 I found…

ミリ5thのディレイ上映がありました。私は1日目のみ参加しました。
2日目、激推しユニットのCleaskyをはじめ、スポーツ、シャクネツのパレード、スノウレターシルエットエトセトラエトセトラ…聴きたい曲は沢山ありましたが…泣く泣く断念…
このディレイにおいて私がもっとも重要視したのは「リベンジ」でした。
北上麗花に対しての、一方的なリベンジです。


前の記事でちょろっとお話しましたが、私は「空に手が触れる場所」をライブで初めて聞いた時、何も出来ませんでした。
声を出すことも、両手に持っていた浅葱色のペンライトを振ることも。まともに見ることさえも。
ただ、馬鹿みたいに泣きじゃくることしか出来ませんでした。

ステージがとても綺麗だったのは覚えていました。それ以外の記憶は消えて無くなりました。どんな表情?どんな振りつけ?どんなポーズ?何も。何も覚えていませんでした。
私は、平山笑美さんを、北上麗花を見ることすら出来ませんでした。

最後の挨拶。平山さんはこうおっしゃいました。
「私が空に連れてくぞー!って気概だったけど、歌っているうちに皆さんに手を引っ張ってもらって一緒にふわふわ上に行けました!」

私は、手を引っ張ってやることが出来ませんでした。そのことが悔しくて再び泣きました。ライブが全部終わって、帰宅したあと、もう一度泣きました。
「何も、何もしてやれなかった。」

ただ感動して泣いたならいい。本上映の琴葉やジュリアには散々泣かされた。でも麗花は違う。ちゃんと見てやることすら出来なかった。
担当を名乗っておいて、この体たらくは何だ?

前の記事で話しましたが、私の声に耳を傾けてくれて、一緒に麗花を担当してくれるようになった友人がいます。一緒にライブを見ていました。終演後感想を聞きました。みんな清々しい表情でした。泣いたけどしっかりコールできた。楽しかった。そんな声を聞きました。

ああ、先を越されてしまった。

この日、少しだけ私は北上麗花のプロデューサーを降りようと思いました。担当のステージを盛り上げられないプロデューサーが何処にいる。失格だ。そんな気持ちでいっぱいでした。


2日目終了後、しばらく本気で悩んでしまいました。
私は北上麗花のプロデューサーを名乗ってていいのか?せめて少し距離を置くべきではないのか?悩んで、悩んで、悩みました。

想像しました。麗花と向き合って、その旨を伝える自分を。
君の担当をお休みさせてくれと彼女に伝えたら、彼女はどんなふうに返してくれるのだろう。

答えは「離れないでください」でした。
今まで見たこともないような、今にも泣きそうな顔で言われました。

都合のいい妄想なのはわかっているつもりです。それでも、そんな情景が一瞬で出てきてしまいました。
「ごめん、本当にごめん。こんなに情けないこと言ってごめん。君のプロデューサーとしてもっと頑張るから、もう一度でいい、チャンスをくれ」
また泣きながら、こう返したのを覚えています。

そして迎えたミリシタ1周年イベント。
正直、今はもう出来ない走り方をしました。時間的な問題もそうなのですが、あらゆる時間をミリシタに費やし、多くの犠牲を払ってでも走り抜けた執念じみた思いは、今の私にはありません。
こちらも前の記事で書いた通り、めちゃくちゃに頑張ってしまい見事北上麗花トップ100の座をギリギリ獲得できた訳ですが。
走ってる当時は必死でした。でも走り終わったあと気づけたんです。私の言葉で、心を動かされた人が思いのほか沢山いたということに。
「あなたのツイートを見てRTしました!」と素敵な麗花のイラストを再掲してくれた方がいました。一緒に泣いて喜んでくれる友人がいました。

このこともあり、なんとか復活できました。きっと101位でも、あの方は麗花のイラストを再掲してくれただろうし、友人達は一緒に泣いてくれてたと思います。



そして急遽発表となった5thディレイ。BNPやその他諸々を経て成長を実感した当時ですが、やっぱりあの時の出来事は心残りで。BD出るまでお預けかなあと思っていた矢先の出来事でした。
「リベンジができる」歓喜と同時に恐怖がありました。またあの時のように何も出来なかったら?泣きじゃくることしか出来なかったら?
それでもやるしかない。これでも成長はしたつもりだ。



迎えたディレイ当日。1日目第2ブロック。歩の次。
Oli Oli Discoは全力で楽しみました。ありがとう歩

リベンジするはあの日の再演。半年を経て、俺はどこまでやれるのか。やってみせる。完全にライブというものを履き違えているが必死も必死でした。


足が震えました。
腕が痺れました。
気を抜いたらすぐにでも倒れそうでした。

それでも。
声は出る。腕は振れる。涙は出ない!
しっかりと、麗花を見ることができる!


最高の形でリベンジを遂げることができました。
空に手が触れると、あんなにも楽しいんですね。


半年かかってしまいましたが、やっと胸を張って名乗ることができるようになりました。
改めまして、北上麗花担当、zackyです。
もう迷わない。何があろうと、君の手は離しはしない。


同時に、新たな目標が生まれました。
箱崎星梨花。島原エレナ。エミリースチュアート。
麗花以外にも担当を名乗ったアイドルがいます。
この子達も、この域まで連れていかなければ。

思えば本上映のあの日から、私の心は良くも悪くも北上麗花に執着し、縛られ続けていたように思います。
あの執着はもうありません。これからも良きプロデュースを、「4人」のプロデューサーとして胸を張れるよう、過ごせていけたらと思います。


ところで、明日はシンデレラガールズの6th名古屋ですね。縁あって両日とも現地で参加できるようになりました。
これは、そんな6thに集中するための、最初で最後の恥ずかしい独白です。
メラド公演もLVで参加してたので、後日合わせて感想などまとめられたらなと思います。