zacki:

自分語り多めのモノローグ twi:@TtZack

if:空想文学青年(23)(セカンドヘアスタイル百合子可愛いね記念)

タイトルがこんなんですがアイマスの話は一切しません。いつも通り、いや今日は一段と自分語り多めでお送りする今日の日記です。

 

最初の記事で、実は年明けから物理的に日記つけてたんだけど精神やっちゃって頓挫しちゃった、って話をちらっと書きました。これの原因なんですがシンプルに言うと望んで入ったはずの大学院での生活がクソ辛くて辞めたいよ~~~!!!!って駄々こねてました。何やっていいか分かんねえし、ボスには毎日怒られるし、俺は俺で院生としての基礎が何もなってないまま一年経っちゃうし多分研究に向いてない体質だろうし就活始まるしでもうめちゃくちゃやって泣きながら両親に電話したし大学の相談室にメールも送った。まあ色々あって一週間ほど休んだ後にしれっと復帰してなんやかんや就職先も決まって今現在M2をやっているのですが。

んでまあそういうことがあったし言っちまえば今の環境が当時の環境とほぼ変わってない(俺が勝手に病んで復帰しただけなので)ので1クールに1回は鬱の波が来るっぽくてですね。ここ一週間はメチャクチャ頑張ってる後輩尻目にちょっと作業して論文ちょっと読むしか出来なくてですね...今月末進捗報告会だってのにな...後輩ちゃんみんなすごい...

とまあ流石にヤバい気がしたので、今日は「ボスになんか言われたら適当に誤魔化そ」と腹を括って昼飯食ってから現実逃避がてらコロナ禍やらなんやらで完全に行く機会を失っていた大学の付属図書館に初めて足を運びました。

 

(もう分かる人には特定できるけど一応名前や写真は伏せます)

シンプルに広くてびっくりしちゃった。大学時代の図書館はなんかすげえこじんまりしてたので...国立大学の図書館って当たり前だけど立派なんだなあと...

 

しばらく適当に棚をぼーっと眺めて。タイトルに惹かれてちょっと立派な専門書を手に取って席に座って序章読んでたんですけども、

 

「お前これ本当に読みたい本か?」

 

ってなっちゃってですね。いやその通りだと。お前現実逃避しに(あんま良いことじゃ無いかもだが)ここ来たんじゃねえのかと。

 

速攻でさっきまで読んでた本を自然科学コーナーの棚に叩き返し向かったのは国内文学コーナー。源氏物語などの古典から平成のベストセラー作家の代表作までぎっちり並んでおりまして、「前者はともかく後者みたいな本も置いてくれてんだなあ」と思いながらたまたま目に入ったのが「ビブリア古書堂の事件手帖」。

ドラマ化もしたし(アニメ化もしてたと思ってたけど多分「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」と勘違いしたっぽい)相当有名な作品だけどそういや読んだことがなかったな って理由と、コロナの影響で閉館時間が平時と比べ早まっていたのであんま長いのは読めそうにないな、という理由でなんとなしに手に取り、読み耽りました。

 

面白いなこれ!!!!

今更か!!!

 

こんな形のミステリー小説だったんですねこれ!!実際の本をテーマにここまで話を展開できる作者さんのシナリオ構成力の高さと本に対する知識の広さを実感しました。いやあ本当に凄い...

 

気が付いたら2巻まで読み終えたところで館内に流れる蛍の光。2巻めちゃくちゃいいところで終わったんだが...もっと読みたい...

 

と思ったのでその場にあったビブリア古書堂の事件手帖

全巻借りてきちゃった。

 

一日中雨らしいし土日で一気読みします。いろんなゲームやらなんやらやりたいことはそれなりにあるんですがどうでもよくなりました。今はとにかくこの物語の続きが読みたい。

 

 

ゲームと一緒で、読書家を名乗れるほど本を読んではいないし推し作家なども特に出てこないのですが、読書、というか物語は自分の根幹を担っているもののひとつではありまして。

最近、というかここ5年くらいはロクに本読めてねえし今集めてる物語はそれこそ「とある魔術の禁書目録」くらいのものですが、小学生の頃は二週に一回は近所の図書館に母親と二人で通い詰めて、毎回貸出限界ギリギリまで本を借りて、それを読破してはまた図書館に行って...という生活を送ってたんですよね。母はマジの読書家なのでこちらもメチャクチャ借りるもんだからまあ帰りの荷物が重いこと重いこと。家のリビングの隅に借りた本を置くためのボックスがあって、だいたい月二回ペースで中身がガラッと変わるのを見るのが好きでした。

高校受験を境にその習慣が無くなってしまってから、すっかり本を読まなくなってしまいました。そういえばスマホ持たせてもらえたのも高校生になってからだったし当時からTwitter廃人だったのでスマホに時間取られたというのもある。この電子板風情がよ...

 

思えば物語ばっかり読んでたなあと。無論今の進路を志したきっかけも図書館で見つけているので所謂子供向きのちょっと専門知識かじれるような本も読んでいたのですが、割合にして8:2くらいだったと思う。未だに記憶に残ってるのは小二の頃だかに借りた、何故か当時通ってた小学校の図書室に置いてあった小説版ドラクエⅤ。「まだ読むには難しいと思うよ?」と言われつつ貸し出してくれたのですが案の定全く分からない。諦めて返して小6の頃に改めて借りて読破できた時の嬉しさと言ったら!!まあ内容はもうほぼ覚えてないのですが...

前述したとおり、母が無類の読書家なのでその血は色濃く引いているのだと思います。反対に父親は読書はあまりせず、読むにしてもビジネス書やらそういうのばかり。私と母はそういうのは全く読めません。夫婦仲は息子の自分から見る限りは良好なので良いのですが、夫婦でここまで真逆なのも珍しいな。

 

あと、実は禁書やら氷菓やらを多感な頃の私に勧めてきたのは母その人だったりします。私の人生を狂わせた真犯人は南ことりでもあの日聞いたJust Be friendsでもなく母だったのかもしれない。

 

えらい長くなりましたが改めて本読むっていいなあって思ったのと、最初に言ったことも合わせてやっぱり本当に向いてることってこっちな気がするな~~と思った話。家系は代々文系ですし、理系科目は超苦手だし。真に行くべきは文学部だったのかもしれないな。今更やり直しも効かないのであと一年はこの環境で頑張るつもりではありますが。適性は無いにしろ、一応嫌いではないはずなので。

人生何頑張るにもエネルギーが必要なのだ。身体にも心にも。