推しがアーティストデビューして5周年を迎えました~~~~!!!めでてえ~~~~~~~~!!!!!!!!
というわけで今日は私の推しこと私の敬愛する声優さん、内田彩さんの話をします。学会の時にもちょろっと話したし落とし前はつけなきゃなって意味が2割、今回発売した4thアルバムがあまりにもヤバすぎて衝動が抑えられなかった8割です。
とは言っても何から話せば良いのか全く分かんねえんだよな...このままだと「Ephemeraから始める」つってんのにアーティスト内田彩の歴史を1からつらつらと書きそうなのでブレーキは常に全開で行こうと思います。wikioedia読めば大体わかるのでこの記事なりTwitterの私の奇行なりで少しでも興味が湧いたら調べて頂けると嬉しいです。
とりあえず「Ephemeraから始める」と銘打ってる以上Ephemeraの話をしなければならない。説明忘れてた。さっきから言ってるEphemeraってのは先日発売したアルバムの名前です。英単語としては「保存を想定していない一時的な筆記物、印刷物」転じて「儚いもの」という意味を持ちます。
まあ名前解説はこの辺にして、
つべこべ言わんと聴いて貰わんと始まりませんね!
というわけで全曲クロスフェードを添付しておきます。「こういう雰囲気なんだな~」って軽い気持ちで聴いて頂ければ。
好きな曲、ありましたかね?
このアルバムは新曲8曲、過去に発売したシングル収録曲2曲、最後に新曲1曲で構成されています。最後の新曲を分けた理由は後述。
シングルからはアニメ「5等分の花嫁」のEDテーマになった「Sign」とそのCPである「Candy Fravor」が収録されています。デカいタイアップってのもあって、Signは聞いたことある方がそれなりにいるのではないかな、と思ってます。
このシングル一枚からでもアヤウチダがなんたるかがわかるめちゃめちゃ強いナンバーではあるのですが、それを内包しているEphemeraはもっとすごいという話。
とはいうものの今まで内田彩のソロなんで一曲も聴いたことないが?って人にとっては今までの曲との違いもクソもないと思うので、一応ソロデビュー当初から活動を追ってる私目線で「このアルバムの何が凄いの?今までと何が違うの?」って話をしていきます。
1.リード曲
Ephemeraのリード曲である「DECORATE」なんですが、これは公式チャンネルでMV付フル尺が公開されてます。とりあえずは30秒でも見ていただければ。
これ単体で見れば別に「うわあどことなくインモラルだなあ」くらいの感想で済むんですが、アーティスト内田彩には積み上げてきた5年がある。その5年を見てきたファンにとって、このMV、この楽曲は「衝撃」でした。
一例を挙げましょう。これはDECORATEのMVを初めて見た後の私のツイートです。
推しが女になった………………………
— ざっきー/結崎 (@TtZack) 2019年11月6日
10以上年離れた人に何言ってんだお前はという感想は置いといて、初めて見たときの衝撃はとてつもなかったです。
今までとコンセプトめちゃくちゃ変わってて震えている
— ざっきー/結崎 (@TtZack) 2019年11月6日
1回見ただけでわかった。この曲は今までとは明らかに「違う」。
僕以外にも同じような感想を持たれていた方が多くいらっしゃいました。リード曲の雰囲気が明らかに違う。つまりはアルバム全体がもう今までと違った雰囲気だよねっていう話。だからこそ、入門編としては最適とも言えるかなと。
しかしここで一つの疑問が。なんで急に作風を変えたのか?5周年を迎えて新たな境地の開拓?
それもあると思いますが、割と退っ引きならない事情がありました。
2.レーベルが...
2019年3月、レコード会社「ZERO-A」が突如活動休止になりました。
...ここ、内田さんの元所属レーベルなんですよね...
他にもプチミレとかpyxis等が所属しておりましたレーベルなんですが、まあ当然この煽りを内田さんサイドも受けたようで、割とてんやわんやだったみたいです。
詳しい話はライブドアニュースさんのインタビューをご覧頂ければと思います。ほんとに良い記事を書いて頂いて感謝しか無い...
というかこの記事を読んで欲しいがこのブログの9割なのでこれは本当に読んで欲しい。もうこれ以降読まなくて良いから。
結果として、内田彩のソロ活動は続いているし、続けてくれる、という決心をしてくれた内田さんには感謝しかありません。ただ、こういう背景があって、「アーティスト内田彩」の活動は一度終わりかけた、という事実がやっぱりファンとしては堪えるわけでして。この方の本業はあくまでも声優ですし、そういう彼女のスタンスが大好きなのでいつ終わっても不思議では無いとは思うのですが、それはそれとして悲しいものは悲しい。
内田さんはZERO-A専属というわけではなく、ZERO-Aと日本コロムビアとの提携を経ていろいろな活動をなさっていたので、まあコロちゃんがどうにかしてくれるやろ~と鼻クソほじってた身としては非常に...堪えました...本当に喉壊した時といいこちらには何も言わずに戦ってたんだなあという...
とまあこういう背景があって要はスタッフがまるっと入れ替わったらしいです。そら雰囲気も色んなモンも変わるわなという話。
何が問題ってこのインタビュー公開されたのアルバム発売前日(フラゲ日)なんですよね。
DECORATE聴いてXFD聴いて「うおお今までと違うぞ~~~楽しみ~~~」となってるところに急に「いや~~実は活動終わりかけてたんだわ、だから雰囲気も変わったよ、よろしくね」ってヤバイ情報をいきなりぶち込まれたんですよね。
それはもうファンとしてEphemeraに特別な感情を抱かざるを得ないじゃん...
レーベルの休止、環境の変化などなどを通して作られた新しい内田彩。要は「今」の内田彩を知って貰うにはEphemeraを聴いて頂くのが一番なんですよね。
3.変わった世界のなかにある「変わらないもの」
さて、冒頭で、
「このアルバムは新曲8曲、過去に発売したシングル収録曲2曲、最後に新曲1曲で構成されています。」と説明しました。この最後の新曲の話をしようと思います。
最後の曲は「リボンシュシュ」という曲なのですが、まあすげえ簡単に言うと、「俺たちが知ってる内田彩」なんですよね。内田さんの代表曲にはこういうエレクトロポップが多いんですよ。XFDで「あっこれ好きだな」って思った人は絶対に今までの曲も刺さる。制作サイドもそれを自覚して作ったようで、
「これは皆さんが思う私に一番近い新曲」
「今までの私の証」
「どうしても新曲に入り込めないので、アンコール的な立ち位置で配置した」
と超!アニメディアのインタビューで内田さんが語っています。また、先日の発売記念生放送で
「これぞAYA UCHIDA」
「今までの精神が詰まった一曲」
と、「今まで」を意識した曲であることを明かしています。
また、リボンは内田さんのソロ活動のアイコンとしての立ち位置もあるようで、
このように、officialのアイコンになってたり。また彼女自身ソロライブではリボンを使って髪をまとめてたりしてるので、そういう意味でも最高に「内田彩」を体現した一曲に仕上がっています。別に歌詞のコンセプトとかは相談なりお願いなりしてないらしい(本当か???)必然か偶然か...
そして、「今までの証」であるリボンシュシュは、同時に
「最後には「今までの私もいるよ」と思って貰えたら良いなと思います。」
「新しい世界だけど、帰る場所がある」という内田さんの想いがこめられるナンバーなんですよね。
何が問題って超!アニメディアのインタビュー公開されたのアルバム発売前日だし公開記念生放送は12/1なんですよね。アルバム一通り聴いてからこういう情報を急にぶつけてくるんですよね。
「感情」になるしかないじゃない...
ここで収録楽曲を改めて見返してみましょう。
01. DECORATE
作詞・作曲・編曲:hisakuni
02. カレンデュラ、揺れる
作詞・作曲・編曲:永塚健登
03. Inferior Mirage
作詞・作曲:MIKOTO / 編曲:久下真音
04. ANSWER
作詞:Super Soy Source, 月丘りあ子 / 作曲:Super Soy Source / 編曲:鈴木裕明
05. グロー
作詞:金子麻友美 / 作曲・編曲:横関公太
06. ソレイユを臨んで
作詞:やしきん / 作曲・編曲:Tak Miyazawa
07. Our Wind
作詞:金子麻友美 / 作曲・編曲:Yocke
08. Beautiful world
作詞:高橋修平, 宮嶋淳子 / 作曲・編曲:高橋修平
09. Sign
作詞:金子麻友美 / 作曲・編曲:松坂康司
10. Candy Flavor
作詞:杉坂天汰 / 作曲:杉坂天汰、ツカダタカシゲ / 編曲:ツカダタカシゲ
11. リボンシュシュ
作詞・作曲・編曲:横関公太
1~8で新境地を見せつけて9~11で美しく「今までの私」という着地。シングル曲も織り交ぜ新旧の、すべての内田彩をこれ一枚で堪能できるアルバムになっています。本当にセットリスト組むのが上手すぎる...
実は新曲8曲のセトリの組み方も神がかっているのですがここでは泣く泣く割愛。ここが理解出来るようになったら君も立派な内田彩のオタクだ。一緒に高まっていこうな。
とまあそろそろ4000文字突破しそうですが今までのことを簡単にまとめると
最新アルバム「Ephemera」一枚で今の内田彩と今までの内田彩全部堪能できるから是非聴いてね、っていうただそれだけのお話です。俺の推しはすげえんだぞって心から言いたいだけなんじゃ私は。
んでもって内田さんの曲は公式Youtubeチャンネル内で全MVフル尺公開中かつ、最新アルバム含め全曲サブスク配信してるので割と敷居が低いのも布教理由の一つだったりする。こいつを期にEphemeraに限らず色んなアルバム、いろんな曲聴いてくれるとファン冥利に尽きます。オススメのMVはFloating Heart(マジで可愛い)とYellow Sweetです。よろしくな!
最後に。
本日、4thアルバム『Ephemera』発売しました…!
— 内田彩 (@aya_uchida) 2019年11月27日
儚いもの、一時的な、移ろいやすい
という意味がこのタイトルには込められています。
今までの私のソロアルバムのテーマとは真逆の仕上がりになりました。
文字だけでは伝わらないことが、
歌声で伝わるといいな。
みんなに何かが届くといいな。 pic.twitter.com/nIoA8y0Fwz
引用文献